スケボー通勤のすすめ｜メリット・デメリット、注意すべき点など

ミニスケボーが流行っている

penny（ペニー）という小さなスケボー（スケートボード）が流行っているのをご存知だろうか。

このようなオシャレなスケボーだ。

カラフルでオシャレなので、オシャレグッズとして、街中で女の子が小脇に抱えてみるのもよく見る。

海外では、スケボー通勤は当たり前という感じ。

アメリカの映画を観ていても、よくスケボーに乗りながら通学しているB-boyを見かける。

一方で、日本は起伏が激しいからなのか、ほの保守的な文化からなのか分からないが、チャリ通はよく見かけるが、スケボー通勤している猛者はあまり見かけない。

これは、なんたることか。

私は時代を切り拓く人材と自負しているので、スケボー通勤にチャレンジしようというものである。

スケボー化する前の私の通勤手段

私は会社までドアtoドア30分ほどの時間がかかる。

このようなルートだ。

・徒歩2分
・バス待ち5分
・バス10分
・徒歩15分

歩くと40分くらいの近い距離なのだが、バスに乗ると時間がかかりたいそう効率が悪い。

平坦な区間なので、スケボーに乗ればスーーっと何もしないでも着くのではないかと思った次第だ。

大企業の社員がスケボー通勤して大丈夫なのか

私は、こんな舐めた世の中の見方をしている甘ちゃんだが、一部上場の大企業に勤めている。

スケボー通勤する上でのリスクがないか、社員就業規則などを読んで調べてみた。

社員就業規則にスケボー通勤的な規定はあるか

結論から言うと、スケボーやスケートボードと言った記述は全くない。

通勤費に関する条項には、「予め申請したルートについて交通費を支給する」と言った記載しかない。

スケボー通勤が禁止されている訳ではない。

会社への通勤費申請にスケボー通勤があるか

結論は、ない。

電車、自転車、車などはあるが、通勤手段の選択にスケボーの手段は無い。

つまり、社員就業規則に書かれた、予め申請した交通手段に則って交通費を支給するという対象から漏れていそうだ。

会社員がスケボー通勤するリスク

明確にスケボーがNGな訳ではないが、通勤経路の登録でスケボーを申請する余地がないので、グレーという感じだ。

例えば、バス通勤とか電車通勤で申請して、定期代をもらっているのに、「実際はスケボーで通勤していました」なんてことになると、定期券代を横領することになるので、注意が必要だ。

なので、スケボー通勤する場合は、最も近い自転車通勤で申請することをおすすめする。

同じく人間駆動でタイヤが転がって動く乗り物なので。

ただ、もしかすると、会社によっては、通勤時に転んだりすると、スケボーは労災の対象外と言って労災にならないことも起こり得るので注意が必要。

以上のことを理解した上で、スケボー通勤しましょう。

実際にスケボー通勤してみた

私は、真っ黒のpennyを買った。Amazonで１万円ちょっとくらいだった。

会社内で目立たないように、12インチの最も小さなサイズのpennyにした。

小さいスケボーほど、乗るのが難しいと言われるが、２時間くらい公園で練習すれば、普通にスイスイ走れるようになった。
（ポイントは、軸足のカカトを、スケボーの中心線上に置くことだ。そうすると、蹴り出しの際に左右にブレずに安定する）

そして、いざスケボー通勤スタート！

会社まで、平坦な道のりなので、思っていたよりスイスイ進む。

けっこうアスファルトがガタガタのところがあるが、多少振動病になりそうな気持ちになるが、歩くよりよっぽど早く進むことができる。

個人的には「エクスプレスパス」と読んでいるが、道路の白線の上を滑ると、すごく楽に早く進める。

時短の効果は、こんなにすごかった。

徒歩４０分　→　スケボー１５〜２０分

バス通勤するよりも、早く会社につくことができる。

スケボーに乗るのが楽しくて、通勤が楽しくなった。

スケボー通勤は、運動になるし、エコだし、早いしメリットしか無い気がする。

スケボーは危ないイメージがあるが、１ヶ月スケボー通勤をしてみて、１回だけ転んだ。
よく分からない段差にタイヤがスタックしたからだ。ただ、なぜか無傷で済んだ。

交差点など、車と出会いそうなところは、一旦停止するように心がけたほうが良い。

社会人なので、無茶はだめだ。

最近は、タイヤ（ウィールと言う）サイズを大きくしようか迷っている。

ウィールを大きくしたほうが、凸凹段差への耐性が高くなり、巡航速度が速くなる。

pennyの標準ウィールサイズは59mm、硬さは78Aだ。

これを、もっと大きなウィールにし、硬さも柔らかくして、コンクリートでスムーズに高速に走れるようにしたい。