高級魚マハタ 45cm がメタルジグで釣れた
マハタ(真羽太)とは、スズキ目ハタ科マハタ属のお魚。
高級魚らしく、1キロに満たないものでも5000円~6000円以上の値がする、あまり市場に出回らない魚だ。
ロックフィッシュと呼ばれる岩礁帯を好む魚で、岩等のストラクチャーの陰に身を潜めては、餌となる小魚や甲殻類を待ち構えている。ロックフィッシュは、漁師による捕獲が難しいので、市場にあまり出回らない。
ガシラ(カサゴ)を狙っていたところ、尋常じゃないくらいでかいアタリが来た(根掛かりかと思った)。
そして、釣り上げると↓
45cm のマハタだった。
仕掛け(メタルジグ)
使った仕掛けはこちら。
メジャークラフト ジグパラ ショート
重さ: 20g
カラー: #01 イワシ
ひとつ450円くらいのメタルジグ。
「なんかアタリはあるのに、HITしないなぁ」と思い、リアフックにトリブルフックを取り付けたとたんに、「ドカン」だ。
釣り場(福井県 西小川)
福井県小浜市の西小川というところにある、宇久湾という場所だ。
ここに、手漕ぎボートを、なんと一日3500円でレンタルしてくれる良心的な旅館があり、こちらで手漕ぎボートを借りた。
レンタルボート(手漕ぎボート)で、湾内を広くまわることができ(かなり筋肉的に疲れるが)、多くの磯場をまわることができる。
少し深め(10mくらい?)の、岩がゴツゴツした場所で、ボトムを取りながら、メタルジグをリフト&フォールしていたところ、ガツンだ。
これは大げさだが、船が転覆するんじゃないかと思った。
マハタを熟成させる
まず、釣ったその場(手漕ぎボートの上)で、マハタをナイフで締めた。
(エラからナイフを入れ、脳天目掛けて、ズブリ → バタバタバタ → 口がパッカーン)
そして、逃げないように海水に浸し、血抜き。
(「締める&血抜き」をしないと、死後硬直がはじまり、身がおいしくなくなるのと、血が身に付着すると、生臭くなってしまうためだ。)
※あたかも私が締めたように書いているが、私はこんなバカでかい魚は怖かったので、友達にやってもらった(爆
クーラーボックスに入れて冷やして持ち帰り、家で内蔵を取る↓
※まな板に載らず、気持ち程度敷いている感じ
内蔵を取って、鱗表面のヌメリも方法で取って、きれいに水洗いしたら、キッチンペーパーで完全に水気を取る。
(水気があると、雑菌が繁殖しやすくなってしまうため)
その後、以下の処理をする。ミイラを作るときと同じ原理だ。?
1)キッチンペーパーでくるむ
2)その上から、外気に触れないように、サランラップできつくくるむ
できあがったミイラ候補がこちら。
ご存知だろうか(私は知らなかった)。
お刺身は、1週間程度熟成させた方が、美味しいのだ。
タイ、マハタ、ガシラ(カサゴ)といった魚は、釣りたてはゴムのような食感しかなく、甘みが少ない。熟成させることで、甘みが出るのだ。
不思議と、きちんと処理をすれば、新鮮さは損なわれない。
冷蔵庫で寝かせる(→私は待ちきれず、3日目で食べた)
捌いてお刺身にする
いよいよ、ミイラ状態になったマハタを冷蔵庫から取り出し、捌く↓
きれいに盛り付ければ↓
高級料亭で出てくるようなお刺身に見える。
お刺身の味は、弾力のある肉感、甘みともに、絶品である。
お刺身の他にも、頭、背骨、ヒレなどは、良い出汁がとれるので、味噌汁や雑炊にして食べた。
(味噌汁や雑炊は、あまりに美味くてテンションがあがり、写真を撮るのを忘れた。)
これぞ釣りの醍醐味!
(次回は自分で締めようと思う笑)
コメント
食べてはいけません💧
リリースサイズです
ハタ類は30cm未満がリリースサイズだと認識してますが間違ってますか?
30cmくらいの個体から産卵可能だったかと思います。