台風が来ると気圧が下がるのか!?
台風の強さを表す時に、台風の気圧をhPa(ヘクトパスカル)で表現することが多い。
過去に日本に上陸した過去最高の気圧は、925hPaだったらしい。1961年の台風だ。
台風の気圧による強さ目安
1013hPa: 普通の気圧(1気圧)
950hPa: 台風
940hPa: 強い台風
935hPa:かなり強い台風
915hPa:猛烈すぎて危険
895hPa:街が飛ぶ(日本で発生したことはない)
ちなみに、2019年10月12に日本を襲った台風19号の中心の気圧は一時915hPaにも達したらしい。過去最大だ。
多摩川が氾濫した台風だ。
さて、せっかく台風が来るということで、どれほど気圧が下がるのか計測してみた。
Eve DegreeというApple社のHome Kitに対応した温度・湿度・気圧計を持っている。
なんと、ただの温度・湿度・気圧計のくせに、8000円くらいの価格だ。
ただ、Apple の Home Kit に対応しているので、「Hey Siri 部屋の温度は?」と聞けたり、室温が28度を越えたのでエアコンの電源をONにする、といったことができて便利だ。
詳しくは、こちらのエントリを参照ください。
いざ、台風の気圧を測定
Eve Degree には、iPhoneのアプリから、温度・湿度・気圧の過去ログをグラフ化して表示する機能がある。
先ほど述べた、2019年10月12日に日本を襲った台風19号(気圧915hPa)において、東京都の自宅で気圧を計測してみた。
台風が近づいてきた際の気圧測定結果はこちら↓
1009hPaから、急激にグイーーーンと気圧が下がっている様子が見て取れる。
本当に台風が来ると気圧が猛烈に下がるようだ。
台風が来ると、以下のような症状が顕在化することがあるらしいが、これらは異常に低い気圧のせいらしい。
・身体の節々が痛む(これは何故気圧が下がると発生するのか分からない)
・偏頭痛がする(気圧が下がり、血管が膨張する)
・壁に取り付けていた吸盤が落ちる(気圧が下がって、吸盤の吸い付きが弱くなった)
・ポテトチップスの袋が膨らむ(これは気圧が下がるアルアル)
・海などの水面が上昇する(これは、雨で水量が増えただけでなく、気圧が下がって水面が盛り上がるらしい)
台風が来て、用水路を見に行ってさらわれたというニュースをよく目にするが、ぜひ家の中で、気圧を観察するなど、家の中でできるスリリングな暇つぶしをして欲しい!
こちらからは以上です。
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