針・カートリッジ・ヘッドシェル
お気に入りDJ用品をここで取り上げたい。
まずは針・カートリッジ・ヘッドシェル。
ORTOFON OM DJ S カートリッジ VESTAX ヘッドシェル
このエントリには、このカートリッジは
「素直な音、あまり個性がない、ほかに比べると迫力不足」
とある。
素直な音、あまり個性がないとは的を射た感想だと思う。
しかし、個性を主張し放題な自作オーディオ環境には、素直で個性がないカートリッジが合うように思う。
特に迫力不足とも思わない。
VESTAXのシェルとORTOFONのOMシリーズの組み合わせがとてもお気に入り。
右のタンテで使用中。
ネジはネジのトミモリで買ったM2.5 ステンレス製。
真鍮やチタンを試してみたが、ステンレスが最も澄んでいてきれいな音だった。
ORTOFON OM PRO S カートリッジ VESTAX ヘッドシェル
このカートリッジは安い。
と言っても、このカートリッジはSL-1200MK3を落札した際に付けてもらったものだ。
安いけれどなかなか良い。
左のタンテで使用中。
これも素直な音で優等生といった鳴りっぷり。
OM DJ S と比べると、OM PRO Sは音の生々しさが少ないように感じる。
ネジはアルミ。
SHURE M447X Technics ヘッドシェル
丸く暖かい印象を受ける。
音的には好き、だけど見た目がもっさりしているので今は控え選手。
もう廃盤でSHURE純正の交換針が手に入らない。
JICOから出ている交換針を使っている。
このネジもネジのトミモリで買ったM2.5 ステンレス製。
SHURE M44G Technics ヘッドシェル
いかにもレコードといった音がする。
初めてレコードを聴いたときに使ったカートリッジがM44Gだったからかもしれない。
どこか砂っぽいのに迫力がある。
定番というだけあって、聴き心地の良いカートリッジ。
ネジはたぶんアルミ。
接点復活剤
これは画期的な代物だ。
「接点復活王」
なんて素敵なネーミング、500円くらいだったと思う。
接点に吹きかけ、接触不良を改善するものだ。
その昔、ファミリーコンピュータのドラクエIIIなんかに吹きかけておけば、冒険の章が消えて泣くこともなかっただろう。
そうとは知らず、入れる角度がどうだの差し込み具合がどうだのと試行錯誤したものだ。
さて、こんなものを手にしてしまうと吹きかけたいところは山ほど出てくるのである。
アンプのRCAプラグ、スピーカーターミナル、PCのUSBコネクタ、炊飯器のコンセント…。
あーこんなところなんて吹きつけずにはいられない。
しかし、最も威力を発揮するのがミキサーのフェーダである。
ガリオームが生じていても、この接点復活剤を一吹きすれば、なめらかに元通り。
ターンテーブルのピッチコントロールにも有用だ。
潤滑スプレーの5-56に加えて、接点復活剤だって一家に一台の時代じゃないだろうか。
レコードクリーナー
黒板消しを連想させるこれ、レコードクリーナー。
レコードのホコリをきれいに取ってくれる。
スタイラスライトをLEDに変えてからというもの、レコードのホコリが目立つようになった。
今や手放せない。
針を落とす前に、この黒板消しでホコリをぐいーんと取るのが常になってしまった。
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