クレマエンハンサーについて
デロンギ(DeLonghi)等のエスプレッソマシンには、クレマエンハンサーと呼ばれるクレマを多く抽出するためのフィルターが入っているものが多い。
こういうやつだ↓
フィルターを分解すると、このような構造になっている。
これで、ぶくぶくとクレマ(泡)が発生するというものだ。
例:クレマエンハンサーを介して抽出したエスプレッソ(画像借用)
初心者はこれで簡単にクレマが生成できて嬉しいのだが、少しエスプレッソ抽出に慣れてくると、クレマエンハンサーを介して抽出されるクレマは質が悪いことが目についてくる。
そこで、クレマエンハンサーの付いていないフィルターに交換することで、この問題を解決しようと思う。
解決策:フィルターの交換
クレマエンハンサーが付いていないフィルターが、デロンギ オンラインショップで売られている。
一つ 750円 くらいと安価だ。
私は、この↓デロンギのエスプレッソマシンを使っているが、デロンギのフィルターであれば、この機種用のフィルターでなくても、互換性があるものがある。
左:DeLonghi KG364J コーヒーグラインダー
右:DeLonghi kMIX ES020J-WH エスプレッソ・カプチーノメーカー
例えば、BAR14N 用のフィルターがそのまま使える。
コーヒーパウダー用 フィルター(1杯用)
[パーツコード:6032109800]
対応機種
BAR14N / BAR20N-B / EC200N-R / EC200N-W / EC200N-B / EC200N-Y / EC221B / EC221R / EC221W / EC221Y / BCO261N-B / BCO261N-W / ECM300J-E / BCO410J-B /BCO410J-W / EC152J / ECO310B / ECO310R / ECO310W / ECO310BK
さっそく購入した↓。
クレマエンハンサーが付いていない。
ポーターフィルターに、ピッタリはまる↓。
フィルター(without クレマエンハンサー)でエスプレッソを淹れてみる
新しいフィルターに豆を挽いて落とし、タンピング。
抽出する。
果たして、クレマエンハンサーの付いていないフィルターで、きれいなクレマが生成されるだろうか。
結果は、きめ細やかなきれいなクレマができた。
クレマエンハンサーが付いたフィルターで抽出したエスプレッソに比べ、以下のような変化が起こった。
・クレマがきめ細やか
・クレマが時間が経ってもなかなか消えない
・エスプレッソの味わいに関して、カラメルのような香ばしさが増した
結論:不要なクレマエンハンサーは付いていない方が良い。
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