在宅勤務用の膝上机が欲しい
コロナ禍の影響で、在宅勤務をする機会が増えた。
(というかほぼ家でパソコンをカタカタやっている)
ちゃんとした机・椅子があれば良いのだが、家の中で最下層にランク付けされた私に、そんな贅沢が許されるはずもなく。。
そういう訳で、MacBookを膝の上に載せて、肩身狭くカタカタしている訳である。
だがしかし、ノートPCは発熱するので、太もものあたりがたいそう熱くなってしまう。太ももだけならまだ良いのだが、男性の方は、大切なオタマジャクシを飼っている訳であり、彼らはたいそう熱に弱い。
ノートPCが発する熱で、可愛いオタマジャクシ達の元気が無くなり、最悪の場合は生殖能力が失われる危険もあるらしい(どっかの記事で読んだ)。
この記事を読んだ瞬間に、膝上机をGETすることを考え出した訳である。
膝上机を探してみる
膝上机なるものが、果たして製品として世の中で売られているのか半信半疑であったが、調べてみると実はけっこうたくさんの製品があることが分かった。
しかし、どれも太ももの上に載せるスタイルのもので、タマタマへの熱の心配が拭いきれない。
太ももと机の間に、放熱のためのスペースが空いた膝上机を探したが、ついに見つけることができなかった。
そういう訳で DIY というか自作してみることになった。
ホームセンターで素材探し
さっそく家の近くのホームセンターへお買い物、家の近くにはコーナンがある。
横幅250cm、縦25cmの良い感じの木材が格安(600円)で売られているのを発見。
これをコーナンでカットしてもらってきた。
(ワンカット30円だった、2カットなので60円)
これを、400番くらいの紙やすりでササっと磨いた。
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そして、木工ボンドで接着。
木工ボンドは多めに付けて、はみ出た分はティッシュで拭くと、強度が出て良いらしい。
木工ボンドは、クランプなどで圧力を加えて、24時間程度乾燥させて接着させれば、金槌で叩いても取れないくらいの強度になる。
クランプは持ってなかったので、重たい工具箱を重しにして、24時間乾燥させた。
こんな感じで、良い感じに接着された。
さて、いよいよ塗装だ。
水性の塗料だと、汗や飲み物の水分で色落ちするおそれがあるため、油性ニスで塗装することにした。
和信ペイント 油性ニス オールナット
この、和信ペイント 油性ニス オールナットというものを、ペイント刷毛で塗ってみた。
写真がピンぼけで分かりづらいが、大失敗だ。
刷毛の抜け毛で木材に毛が張り付き、しかも塗りムラが甚大という感じだ。
やはり、刷毛でニスを塗るのは、素人には難しい。
ここで、昔自作スピーカーを作ったときのことを思い出した。
(スピーカーを作ったときの記事はこちら↓)
ジェルカラーニスというものを使えば、素人でもピアノの鏡面仕上げのように簡単にきれいに塗装できると言うことを。
ジェルカラーニス ウォルナットを使って、上塗りすることにした。
上塗りの前に、塗りムラになった油性ニスは、400番くらいの紙やすりで擦って、平坦にしておいた。
ジェルカラーニスには、刷毛ではなく、布を使って刷り込む革新的な油性ニスだ。素人でもムラになりづらい。
2回上塗りした結果がこちら↓
良い感じじゃないですか、表面はつるつるです。
MacBookの載せるとこんな感じ↓
良い感じじゃないですか。
なぜMacBookが金色なのかというツッコミは無しでお願いします。これはこれで独自の個性で気に入っているのです。
膝上机を自作してみて
最高です。
作って良かったです。
まず、まったくタマタマが熱くなることはありません!期待どおりです。
また、自作した机なので、愛着と自己満がエグいです。仕事で作業中にもニヤニヤできます。仕事が楽しくなるまではいきませんが、作業は楽しくなります。
材料費は2000円に満たないくらいで作ることができました。
(最初からジェルカラーニスを使っておけば、もっと安く作れたのに)
私のような暇人でしたら、ぜひ作ってみてはいかがでしょうか?
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