ホイールをラッカースプレーでDIY塗装する方法|タイヤつけたまま

車のホイールを塗装したい

やはりホイールが純正のままだと、ヤボったい。

特に、少し古い車のアルミホイールは、あのスモークががかったシルバーのホイールが、古臭く見えてしまう。

 

(ホイール塗装前のハリアー350G Lパッケージ↓)

 

ただ、ホイールを交換するには、タイヤも付け替える必要があり、工賃だけでもかなりの費用を要する。

そこで、DIYでホイールを塗装することにした。

 

ホイール塗装

脱脂

まず、ホイールに付いた油分を取り除く。いわゆる、脱脂という作業だ。

塗装箇所に油分が付着していると、スプレーで塗料を吹き付けると、塗料が浮いてしまい、火傷痕のようにただれてしまう。

それを防ぐために、中性洗剤で洗うか、シリコンオフを吹き付けて洗う

シリコンオフもけっこう値段がするので、私は中性洗剤(100円均一の食器用洗剤)で洗った。

中性洗剤で洗った後はこんな感じにピカピカに↓

ホイール塗装前の油分取り

 

本当は、1000番程度のヤスリでこすって、足付けといって、塗料が付きやすくするようにした方が良いのだが、面倒なので足付けは省略することにした。
(ちなみに、この後見てもらうと分かると思うが、ミッチャクロンのようなプライマースプレーを吹き付けることすら省略します)

 

センターキャップを外す

ホイールのセンターキャップは、マイナスドライバーをホイールとセンターキャップの間に入れれば、簡単に外すことができる

ホイールのセンターキャップ

 

(センターキャップも一緒に塗装しようかと迷ったが、後でもできるので、一旦塗装せずにおくことに)

 

マスキング

ブレーキキャリパーや、ブレーキディスク、タイヤなどに、塗料が付着しないように、マスキングを行う。

イノベーティブな方法として、トランプを使った方法がある。
(これを考えた人は、とてもイノベーティブだと思う。感謝。)

このように↓、タイヤとホイールの間に、トランプを挟むことで、タイヤに塗料が付着するのを防ぐことができる。

トランプは、100円均一で購入できる。
(できれば、プラスチックの素材のトランプの方が、タイヤとホイールの間に入れやすいが、紙でも問題ない。今回は紙のトランプで行った。)

ホイール塗装のためのマスキング

ちなみに、トランプは1セットで、ホイール2個分ちょっと足りないかな程度。3セット買っておけば間違いない。

 

ブレーキ系の部品に塗料が付着しないように、新聞紙等で塞ぐ

新聞は電子化して紙媒体は持ち合わせていなかったので、ゴミ袋をこれまた100円均一で購入して代用した。

 

タイヤに空気を入れるためのバルブには、マスキングテープで養生しておく。

 

以上で準備は万端。

 

塗装

ホイール塗装に使用したラッカースプレーがこちら。

 

ホイール塗装に使用したラッカースプレー

 

アサヒペン 高耐久ラッカースプレー 300ML ツヤ消し黒

アサヒペン 高耐久ラッカースプレー 300ML ツヤ消し黒

715円(12/21 16:34時点)
Amazonの情報を掲載しています

 

300ml入って、600円を切る破格だ。

色は、マットブラック(ツヤ消し黒)にした。

 

 

本当は、ミッチャクロン等のプライマースプレーで、ホイールと塗料の間に、高密着となるようにした方が良いのだが、とりあえず今回はテキトーにお手軽にをモットーに、ミッチャクロンの吹付けは省略した。
(結論から言うと、ミッチャクロンを吹きかけなくても、キレイに色が載り、耐久性も問題ない)

 

さて、いよいよ塗装だ。

 

1回目の塗装(ラッカースプレー吹きかけ)

1回目のホイール塗装

 

「え?これだけ?」と思うかもしれないが、キレイに仕上げるためのコツは、なるべく薄く、何度も塗り重ねることだ。

また、スプレーしにくいところから、薄く塗っていくと良い。
(塗りやすいところは、嫌でもスプレーされるので、後回しで良い)

 

表面が乾燥した色になるまでまつ。

ちなみに、11月だったが、5分くらいで乾いた。優秀だ。

 

2回目の塗装(ラッカースプレー吹きかけ)

2回目のホイール塗装

だんだん色が載ってきた。

ただ、まだ前の塗装のヤボったい銀色が見える。

 

 

3回目の塗装(ラッカースプレー吹きかけ)

3回目のホイール塗装

 

これでだいぶ黒くなった。
(右側が、まだ塗装が乾いておらず、ツヤが出ているところがある。乾いているかは、こういう感じで見れば判別ができる)

 

この後、またもう1回スプレーを吹き付けて、合計4回重ね塗りをした。

使ったスプレー缶は、300mlを2本だ。

 

もう一つコツがあり、ラッカースプレー缶は、最後まで使い切らず、余裕を持って次のスプレー缶を使用するようにした方が良い。

ラッカースプレーは、残量が少なくなると、ガスの圧力が弱まり、ダマが飛び出ることがあるからだ。

 

 

塗装後のホイール

塗装後のホイールはこんな感じ(ちょっとピンぼけの写真ですみません)。

 

DIY塗装後のホイール

 

横からの絵はこんな感じになりました。

やはり、ホイールが黒いと、ワイルド感がでて、足回りが締まりますね。

 

DIY塗装後のホイール

 

DIY塗装のクオリティはこんな感じ↓

DIY塗装後のホイール

 

素人が600円のラッカーで塗装したとは、思えないくらいクオリティが高いでしょう?

これは、私の腕が良いからではなく、アサヒペンのラッカーが優秀なのでしょう。
あと、マットブラックはきれいに仕上がりやすいらしいです。

 

(その昔、ミニ四駆をタミヤのスプレーで塗装した時は、一度に厚塗りしすぎて、サランラップのように塗装面が剥がれてボロボロになった苦い記憶があったが、素人塗装でもこんなにキレイに仕上がるのですね。)

 

明るいところで撮影した斜め横からの雰囲気がこんな感じ↓

ホイール塗装後の外観

 

純正ホイールとは思えないカスタム感!オシャレさ!
こうやって見ると、純正ホイールもけっこうカッコイイ形していると思う。色が悪いんですな。

 

横からの眺めはこんな感じ↓

ホイール塗装後の横からの雰囲気

 

センターキャップが浮いている気がするので、センターキャップもマットブラックに塗装するか悩み中。

 

アサヒペン 高耐久ラッカースプレー 300ML ツヤ消し黒

アサヒペン 高耐久ラッカースプレー 300ML ツヤ消し黒

715円(12/21 16:34時点)
Amazonの情報を掲載しています

コメント

  1. ヴァンガード より:

    一つ聞きたいのですが!
    塗ってから塗料のハゲとかってありましたか?!

  2. ステップワゴン より:

    ブログ拝見させて頂きました!
    同じようにやってみたいのですが、ホイール4本でスプレー缶2本ほどで足りますか?
    あと、ボルトもそのまま塗ってみえるようですが、タイヤ交換のとき、剥げたりしますか?

    • kei より:

      ホイール 4本を、スプレー缶2本で足りましたね。
      (4本買って準備してたんですが笑)

      あまり気にしてませんでしたが、ボルトもタイヤ交換の時にハゲなかったですね。
      ハゲてもボルトごときなら、タッチペンでハゲたところを塗れば問題ないと思いますよ!

      半年以上経過しましたが、まだハゲなしです。お店で塗るのがアホらしくなるくらい、最近のラッカーは優秀ですね。

      • ステップワゴン より:

        ありがとうございます!
        とても参考になります!
        チャレンジしてみます^_^

  3. きょ より:

    こちらの塗装の方現在塗装ハゲなどおきてきましたか?

    • kei より:

      かなり時間が経過しましたが、塗装ハゲ等は一切発生していないです!

      ラッカースプレーは優秀ですね。

  4. 匿名 より:

    とても参考になりました。
    さすがにもう塗装されたホイールは未使用でしょうか?
    まだ剥げがあるのか教えていただけますでしょうか。

    • bnikka より:

      まだ現役で使っております!塗装は剥げずに、綺麗な状態です!!
      おそるべしラッカースプレーです。

      • 匿名 より:

        参考になりましたありがとうございます。
        足つけなしで4年近く持つとは、とてもすごいですね。
        気軽にできそうなので、勉強になりました。