フォグランプをLED化
フォグランプのLED化はお手軽にできて、車のイメージもピシっと変わるカスタムなので、けっこうチャレンジする人が多いと思う。
これに漏れることなく、私もフォグランプのLED化をやってみた。
純正のフォグランプは、ハロゲンランプで、このように黄色い暖かみのある色だ。
私の場合、ポジションランプ(車幅灯)をLED化したので、色のアンマッチが大きい。
フォグランプは、黄色い方が霧や雪の際の視認性が向上するため実用的である。
ただ、霧や雪のところにはあまり行かず、街乗りメインでファッション性(ただのカッコつけ)の観点から、ポジションランプと同じホワイトのLEDにすることにした。
LEDフォグランプ
Amazonと楽天市場で適合するフォグランプを探した。
ハリアー30系に合うフォグランプは、HB4 という規格のものを探すと良い。
楽天市場で、HB4 の 30W で 2500円 のLEDフォグランプを見つけて、安かったのでこれにしてみた。
これ↓(楽天市場のリンクになってます)
ハリアー30系 LEDフォグランプ
いざ到着してみると、30Wのランプを注文したのに、80Wの4500円くらいするものが送られてきた。
値段的にはラッキーだが、対向車が眩しくないように、30Wのものが良かったのだが。。。
面倒なので、このまま装着することに。
80Wのものは、CREE Xlampシリーズ XT-E 5W LEDを16基つかったものらしい。
80Wというのは、あくまで電球換算のワット数で、LEDだと数W程度しか電力は消費しない。
ハリアー30系への取り付け方法
親切に、購入したLEDバルブに、ハリアー30系への取り付け説明書が載っていた。
バンパーの下に穴があり、そこから覗くと、このような赤いプラグが見えると思う。
これが、フォグランプのバルブに電力を送っている部分だ。
まずは、このプラグを持って、反時計回りにひねると、バルブが外れる。
エンジンOFF、ライトの電源OFFにしているとは言え、安全のために、絶縁性のある手袋を付けて作業をすると良い。私は、100円均一で手袋を買った。
こんな感じに外れると思う。
これが純正のハロゲンランプだ。
赤いプラグと、ハロゲンランプのバルブは、爪を押すと外れるようになっているので、爪を押して外す。
助手席側、運転席側の両方を交換し、取り付ける。
いざ、点灯↓(ピカッ)
良い感じに、ポジションランプと同じホワイトになった。
消費電力も小さく、バッテリーに負荷をかけなくなった。
光量が少ないためか、明確なカットラインは出ないが、少し上から覗いても、眩しくないため、対向車の目が眩むことは無いだろう。
雨の日など、視界が悪い時に使っていこうと思う。
車検に通るか
80Wというとても明るいLEDフォグランプに変更した訳だが、ちゃんと車検に通るか試してみた。
ちょうど車検が来たので、この明るいLEDフォグランプを付けたまま車検に出してみた。
結果は、問題なく車検に通った。
整備士さんにフォグランプの検査項目を聞いてみると、下記とのこと。
(詳しい値は覚えられなかったので、後日Webで調べて記載しています)
・色温度
→「白色」または「淡黄色」、値で言うと上限の目安としては「7000Kまで」
(青色はNG)
・明るさ
→「他のドライバーの運転を妨げないこと」
具体的な数値はないので、整備士の判断になるが、対向車から見て眩しいと思わない常識の範囲内にするべき
(平成18年までは、1万カンデラ以下という基準値が設けられていたらしいが、今は廃止された)
・カットラインが出るか
→「一直線のカットラインが出ること」
私の車は、フォグランプのカットラインは微妙に出るか出ないかという感じだったが、無事に車検に通った
・フォグランプの取り付け位置
→純正フォグランプのバルブを交換しただけでは、この基準に違反することは無いが、フォグランプを後付する場合は、下記基準を満たす必要がある
– 照明部の上縁は800㎜以下の高さに設置すること
– ロービームの上縁を超えていないこと
– 証明部の下ふちの高さが250㎜以上の位置に設置していること
ヘッドライトは、車検で光軸のチェックや輝度のチェックをきちんと行うが、フォグランプは「点灯するか」「色がおかしくないか」「明らかに眩しくないか」を整備士がチェックするようだ。
フォグランプの審査基準は、あまり明確な値が決まっているわけではないので、整備士の裁量に依存する部分もあるようだ。
ともあれ、バルブを交換する場合は、「対向車が眩しくないか」はきちんと自身でチェックして、交換してほしい。
(時々、霧が出ていないのに街中でフォグランプを常灯し、しかもかあり眩しい車体がある。これは困ったものである)
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