ヘッドライトの黄ばみ除去
ヘッドライトは、10年もすると太陽の紫外線の影響で黄ばんでくる。
ヤスリがけをすれば、黄ばみを除去できる。
(ヤスリがけをしたレポ記事はこちらのエントリー↓)
ただ、ヤスリがけをすると、表面のクリアコートを剥離することになるので、またすぐに黄ばんでしまう。
私の場合は、2ヶ月もすれば黄ばんできてしまった。
根本対処として、クリアコートとしてウレタンクリアスプレーを塗布して、うまくいったのでレポする。
下準備:ヤスリがけ+マスキング
まずは、ウレタンクリアスプレーを吹く前に、足付けを行う。
足付けとは、塗料が塗面から剥がれないように、表面を凸凹にしておくために行う。
Webで事前調査したところ、#800〜#1500くらいの粗さで足付けを行っている人が多いようだ。
ミッチャクロンを事前に塗布する人もいるようだが、足付けをするのであれば、ミッチャクロンは不要だ。
(ミッチャクロンは結構高価だし)
私は、#1000の耐水ペーパで足付けをすることにした。
#1000の耐水ペーパでヤスリがけした後は、こんな感じに表面は白く濁る。
これは、後にウレタンクリアをスプレーすれば、きれいな透明になるので、心配しなくてOK。
油分を除去するために、シリコンオフを塗布する。
(シリコンオフを塗布すると、表面が溶けるのか何なのか分からないが、#1000でヤスリがけをした後だけど、透明なクリアな表面になるのは不思議である。)
いよいよ、ウレタンクリアを塗布する。
ウレタンクリアスプレーは、SOFT99 と ホルツ のものが有名だ。どちらも大差ないらしいが、SOFT99 の方が、レビューで評判が良いので、SOFT99 を使用することにした。
ウレタン系の塗料や接着剤は、2液を混ぜることで硬化する。
そのため、スプレー缶のお尻に付いている針金棒を押し込むことで2液が混ざり硬化が始まるようになっている。
ウレタンクリアスプレーは、恐ろしく遠くまで飛散して悲惨なことになるので、しっかりとマスキングしておくことをオススメする。
新聞紙を使っても良いが、私は100円ショップで買ったゴミ袋を使用した。
1回目 ウレタンクリア塗布
まず、薄くさらっとウレタンクリアを塗布。まだ透明にはならない。
2回目 ウレタンクリア塗布
2回目も、薄く塗布。2回は馴染ませるためにあまり多量に吹かない方が良い。
3回目 ウレタンクリア塗布
3回目からは、少し吹く量を増やして、本塗りする。
かなり透明になった。
4回目 ウレタンクリア塗布
4回目、かなり透明でピカピカだ。良い感じ。
ここで止めれば良かったんです。そうなんです。
5回目 ウレタンクリア塗布
調子にのって、5回目を塗布したんです。
というのも、ウレタンクリアがかなり余っていたので、もったいないと思ったから。
そして、Web記事調査では、液が垂れる限界くらい厚く塗布した方が、光りが良くなるということだったので、厚く塗ったんです。
そしたら、ご覧の通り、ダラーと液垂れしてしまいました。
しかも、かなり白く濁り、透明っぽいところも、ゆず肌になってしまいました。
ほんと後悔。。
4回でやめておけば良かった。
液垂れしたウレタンクリアを磨く
仕方がないので、液垂れしたウレタンクリアを、#1000から磨き直すことに。
ウレタンクリアは、1週間くらい完全硬化まで時間がかかるので、それから磨くことをオススメする。
硬化したウレタンクリアは、とんでもなく硬いので、磨くのがたいへん。。
コンパウンドは、電動ドリルにバフを取り付けて磨くことにした。
だって利き腕がもう限界だったんですもの。
コンパウンドは、細目、中細、極細のセットになっているものが良い。
粗目のコンパウンドから磨かないと、鏡面仕上げにはならない。
磨き終えた後はこんな感じ。
ピッカピカになった。
遺言として、書き残しておきます。
ウレタンクリアは、絶対に厚く塗らないほうが良い。
厚く塗ると、液垂れして取り返しの付かないことになります。
(ひたすら紙やすりで磨いて、厚塗りした塗装を剥がさなくてはならなくなります。
ウレタンクリアは硬いので、ほんと1時間くらい磨き続ける筋トレになります)
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