デイライトを付けた話
LEDの普及に伴い、デイライトを日中帯に灯火することで、視認性を向上させ、安全性を向上し、かつ、ファッション性を高めた車が増えて来ている。
私の車はけっこう古いので、デイライトは付いていない。後付でDIYで取り付けることができたので、レポする。
材料:LEDテープ+配線
必要なものは、LEDテープと配線類だ。
LEDテープは高いだろうと思っていたが、なんと2千円を出せばお釣りが来るくらい安い。
安心の品質のエーモンの30cm 白色のLEDテープを購入した。
12V 120mAなので、左右合わせてもわずか3W未満の消費電力だ。
加えて、配線のための、ヒューズボックスからの電源取り出し、GNDに接続するための端子、エレクトロタップ、配線ケーブルを購入。
ヒューズボックスから電源取り出し
エンジンルームに、ACC電源やIG電源が来ている場合は、配線がとても楽ちんだ。
ACC電源やIG電源が来ていない場合は、エンジン連動ON/OFFユニットを購入する必要がある。
私の車(ハリアー30系 350G Lパッケージ)は、IG電源がエンジンルームのヒューズボックスに来ていたので、ここから電源を取ることに。
取扱説明書を見ると、ヒューズボックスの配線図が載っていた。
テスターで調べたところ、「16. EFI NO.2 10A」がIG電源だった。
ヒューズボックスの蓋に付いているクリップで、ヒューズを外す↓
ヒューズボックスから電源を取り出す配線ケーブルを、接続↓
(ケーブルが付いている方を、+になるように向きに注意。下の写真だと、向かって左側が+端子だ)
配線
結束バンドで、ケーブル類をライトなどのケーブルに括り付ける。
(防水ができるように、何かしらで覆うことをオススメします)
とりあえず仮どめ↓
GNDは、こんなふうに金属のネジから取る↓
ちなみに、右のヘッドライトから、左のヘッドライトまで、エーモンのLEDテープに付属するケーブルだと長さが足りないので、事前にケーブルの長さを延長しておくことをオススメする。
LEDテープの貼り付け
LEDテープを貼る前に、テープを貼るヘッドライトとバンパーの隙間を、シリコンオフ等で脱脂しておく。
いよいよ、LEDテープを取り付ける。
ヘッドライトとバンパーの隙間は、5mm程度空いていると思うので、この隙間に両面テープで貼り付けていく。
(本当は、バンパーを外した方がキレイにLEDテープを貼り付けることができるが、今回は手抜きで、バンパーは外さずに作業した)
ケーブルは、隙間からエンジンルームに渡すだけ。とても簡単。
この写真だと、暗く見えるが、昼間でもちゃんと視認することができる十分な明るさだ。
(ちょうどLEDテープを取り付けた日に、旅行で越後湯沢に来たので、その時に撮った写真↑)
青く光っているように見えるが、実際は純白で、この写真よりもだいぶ明るいです。
ちなみに、デイライトにするには、けっこう厳しい保安基準がある。
(ライトと連動して明度を変更できること等)
何も考えずに車検に通すためには、「その他灯火類」の基準を満たすように、300カンデラ以下、フロントは赤色以外、ということを守ればOKだl
ちなみに、エーモンのLEDテープは300カンデラ以下であることが謳われているので、安心だ。
夜間にIG電源までONにすると、こんな感じに点灯する。
(写真だと、少し青っぽく見えるが、実際は純白です)
きれいなヘッドライトのアイラインを作ることができた。
厳密に言うと、デイライトではないが、最近流行りのデイライトに限りなく近いものを作ることができた。
大満足だ。
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