ピスト自転車のステムをカーボンにして軽量化|メリット・デメリット解説

ピストのステムを交換したい

現在使っているステムは、90mmアルミ製のステムだ。

特に不便がある訳では無いのだが、「シートポストをカーボン化」→「ホイール交換」をしてからというもの、カスタマイズをしたくてしたくてたまらない病にかかってしまった。

なので、ステムを交換することにした。

交換前のステムの重さは「149g」となかなか軽い。

カーボンのステムを購入

Amazonで、アルミとカーボンの合金ステムが格安で売られているという情報を仕入れ、さっそく購入することとした。

価格から推察するに、おそらく中国製だと思われるが、レビューがなかなか高評価だったので、購入するに至った。

これまで、やや身体が立って空気抵抗がそれなりにあるポジションだったので、思い切って長めの120mmにしてみた。

90mm→120mmと長くなったにも関わらず、重さは8gしか増えていないという優秀ぶりだ。

カーボンのステムに交換

いざ、交換しようとしたところ、ステムが所謂ユルユルの状態で、装着できなかった。

計測してみると、以下のとおり、ハンドルバーの経と合っていないことが判明。

ハンドルバー:φ25.4mm
購入したステム経:φ31.8mm

やっちまった。

仕方なく、Amazonで「ハンドルバーシム」という名前の、ハンドルバー経を変更してくれるアダプタを購入した。

これはすごい、緩み無く、完璧にハンドルを固定できた。

カーボンステムへの交換の効果

ステム長を「90mm」→「120mm」に変更し、素材を「アルミ」→「アルミカーボン」に変更した効果は以下のとおり。

  • ステム長を伸ばしたことで、前傾姿勢となり、ペダルを漕ぐための脚力を使いやすくなった
  • 前傾姿勢となったことで、空気抵抗が抑制され、進みが良くなった
  • 素材の効果かステム長が長くなった効果かは判別できないが、地面から腕に伝わる振動が、マイルドになった

3,000円程度の費用でできるカスタムだが、シートポストの交換と比べて、なかなか効果があるように感じた。

何より、運転していて常に目に入るパーツなので、カスタムしたという自己満足感はかなり高い。

今回は、ピストバイクで交換をしたが、ロードバイクでもクロスバイクでも、同様の効果が期待できると思う。

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