ヘッドライトの黄ばみ
私の車は、14年前製造の車なので、少しヘッドライトが黄ばんできた。
ヘッドライトの黄ばみの原因は、太陽光による紫外線がヘッドライトの強化プラスチックに当たり、変色するというものだ。
他にも、洗車キズに、黄砂や花粉等の汚れが入って、くすんでしまうことも原因としてある。
(昔のヘッドライトはガラスだったので、あまり黄ばみが発生することはなかったらしい。最近は、ガラスの200倍の強度を誇るという理由と加工の容易さから、ポリカーボネート樹脂が使用されている。ただし、ポリカーボネート樹脂は、紫外線により変色するデメリットがある訳だ)
ヘッドライトが黄ばんでいるのを見ると、古い車という雰囲気が出てしまう。
今回は、この黄ばみをお手軽に除去しようというものだ。
ヘッドライトの黄ばみ除去
ヘッドライトの黄ばみは、プロに依頼すると、だいたい1万円以上の費用を要する。
けっこう高額だ。
これを、DIYで千円以内でお安く実現する。所要時間は30分だ。
必要なものは、「紙やすり(4000番くらい)」、「コンパウンド」のみ!
「マスキングテープ」もあると便利だ。
(1)マスキングテープで養生
まず、ボディーに傷をつけないために、ヘッドライトの周辺をマスキングテープで適当に養生する。
(2)紙やすりで磨く
紙やすり(耐水ペーパ)に水を付けて、ひたすら磨く。
紙やすりとして、1000番くらいの粗いものから使う人もいるようだが、4000番くらいで十分に黄ばみは除去できる。
4000番くらいの細かいものを使ったほうが、傷が付きづらく、コンパウンドで磨く時間がかからないのでオススメ。
しばらく磨いていると、こんなに汚れが出てくる↓
「水をかける→磨く→水をかける→磨く」を繰り返していると、そのうち、汚れが出てこなくなる。
これが、磨く終了のサインだ。
(3)コンパウンドで磨く
コンパウンドという研磨剤で、紙やすりでは磨ききれないくらい細かく磨き上げて、鏡面仕上げにする。
コンパウンドで磨くのは、けっこう頑張ると良い。鏡面仕上げのテッカテカにできるからだ。
左手、右手と交互に磨くと、手が疲れなくて良い。
(4)コーティング剤をかける
磨いた後は、コーティング剤も除去されてしまうので、何かしらのコーティング剤をふりかけると、磨かれた状態が長持ちする。
個人的に気に入っているのが、この「車まるごとワックス」というもので、ノンオイルのスプレー式で、窓にもボディーにも使うことができるスグレモノだ。
ワックスをかけた後は、こんな感じにクリアーになった!
所要時間は30分程度。
その後、磨いたクリアさを長持ちさせるために、結局ウレタンクリアを塗布した。
そのレポはこちらのエントリーをどうぞ
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