唐揚げの鶏骨で激うまラーメンを作る(所要時間1時間)

唐揚げの鶏骨で激うまラーメンを作ってみた

骨付きの鶏の唐揚げを食った後に、鶏骨が残りますよね。
そいつは捨てずに取っておいてください激うまラーメンのスープになります。

手羽元とか手羽先とか、ケンタッキーフライドチキンの骨とかです。

所要時間1時間でラーメンが作れちゃうんで、作り方を紹介しちゃいたいと思います。

鶏骨で作ったラーメン

短時間で、濃厚なスープを作るポイントは、「骨髄をなるべく掻き出すこと」
(後で詳しく書きます)

レシピ(2人分)

【スープ】
・唐揚げを食べ終わった後に残る鶏骨(何本でも良いです、ここでは8本使いました)
・水 骨が浸かるくらい
・料理酒 100mlくらい
・白ネギ 1/2本
・玉ねぎ 1/2個
・にんにくチューブ 2cmくらい
・生姜チューブ 5mmくらい

【かえし(タレ)】
・醤油 大さじ2
・みりん 大さじ1.5
・酒 大さじ1
(・塩 小さじ1 ←お好みで)

【麺】
・スーパーなどで売ってる袋麺

【トッピング】
・ネギなどお好みで


唐揚げの鶏骨は、ラップなどで包んで冷凍しておくと便利です。
(食べたいときにラーメンが食べられるので)

鶏ガラ スープを作る

(1)鍋に、唐揚げを食べ終わった鶏骨を入れる

(2)鶏骨が浸かるくらいに水を入れる

(3)30分くらい弱火でぐつぐつ煮込む

(4)骨が少し柔らかくなるので、キッチンバサミで半分に切る

(煮込まずに骨が切れる怪力をお持ちの方は、予め切っておくとベター。
私は箸よりも重いものは持ったことがないので煮込んでから切ります。)

唐揚げの骨でスープを作る

この骨を↓のようにパチンと切る

鶏骨を切る

こうすることで、骨髄をスープに染み出させることができます
(骨髄は骨の中心の色が濃い部分ですね)

いかにこの骨髄を熱湯でふやかせて、スープとして出すかで、味の深みやトロミが変わってきます。
後で述べますが、割り箸を使ってこの骨髄を無理矢理掻き出しちゃいます!

(5)白ネギ、細切りした玉ねぎ、料理酒を入れて、さらに30分ぐつぐつ煮込む

圧力鍋

(できれば、圧力鍋があると、より短時間、且つ、弱火でガス代を節約して作れますね)

〜ここまで煮込み始めて60分経過〜

(6)骨髄を掻き出す

割り箸などを使って、骨髄にぶっ刺して、骨髄を掻き出します。
この工程を経ることで、スープの深みが格段に増しますのでオススメ。

骨髄を掻き出す

(7)にんにくチューブ、生姜チューブを加える

ここまでで、スープはこんな感じです↓
(味見すると「スゲー!!捨ててた唐揚げの骨でこんなに濃厚スープができるんだ」って声が出ると思います)

鶏骨でとったスープ

かえし(タレ) を作る

「かえし」とは、もともとは蕎麦の用語らしいが、ラーメンにも使われるようになった。

所謂、タレのことだ。

「かえし」を「スープ」で割って、ラーメンになるのだ。

今回のかえしは、醤油ベースを紹介します。

1.醤油を鍋で温める(沸騰させてはNG、80度くらい)
2.みりん と 酒 を加えて、弱火でじっくり煮る(沸騰させてはNG)

これだけだ。

麺を茹でる

(7)麺を茹でる

麺は何でも良いです。
インスタントラーメンの麺でも、スーパーに売ってる袋麺でも何でもお好きなものを茹でてください。

ラーメンの麺

〜ラーメンの麺を茹でている間も、スープは弱火でグツグツしておくと、より骨髄が出て良い感じになります〜

完成

スープと麺をご対面させて完成。

ネギや煮玉子やメンマをトッピングすると美味しいです。

鶏骨で作ったラーメン

なお、クックパッドなどでラーメンの作り方を調べていると、ザルなどでスープを濾しているものが多いが、唐揚げの骨に残ったコラーゲン的な軟骨や、スープ取りに使った野菜を食べると美味しいので、私は濾しません。

(なお、2〜3時間くらい圧力鍋で煮込むと、骨も食べられるんじゃない?くらいに柔らかくできます。沖縄で食べるソーキそばのソーキみたいな感じですかね。あれ骨も食べれるじゃないですか。)

唐揚げの骨で作ったラーメン

鶏の旨味がドッシリと染み込んだ濃厚スープで、とっても美味しいです。

このラーメンを食べるようになってからは、外食で鶏の唐揚げを食べた後に、骨を家に持って帰りたくなります。

最後に、短時間で濃厚スープを作るコツは、何と言っても「骨髄」。
骨髄を露出させて、割り箸などで掻き出すと良いです。

このレシピを書くときに使った唐揚げは、Amazonで大量に買った業務用の手羽元を使いました↓
(こいつをジップロックに入れて、酒+醤油+にんにく+生姜に漬け込んで冷凍しておくと、いつでも唐揚げが食べられて便利)

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