銅のメジャーカップ
かつてより、どうして上島珈琲のコーヒーカップは銅製なんだろう?と思っていた。
めちゃくちゃカッコイイ。
あのコーヒーカップ、上島珈琲で販売されているが、1つ6千円くらいする高価なものだ。
そんな「銅」でつくられた、コーヒーのメジャーカップがあるのを見つけ、思わず購入した。
銅 100% でできており、このカッコよさで、400円なのだから驚く。
made of copper と刻みたい。お前は29番目の元素でできているのだと。使えば使うほど味が出て、カッコよくなる元素でできているのだと。
ただ、果たして、コーヒー豆10g を計測するために、銅の素材である意味はあるのだろうか?
熱する訳でもないので、熱伝導性の恩恵は享受できない。
→なんと。実は「コーヒーメジャー = 銅」であることの利点があるらしい。
(というか、買った後に、買った理由を正当化するために調べて発見したのだが)
それは、
銅は静電気を帯びにくく、挽いた豆がひっつきにくい ということだ。
(ただ、私はコーヒーミルで豆を挽くので、残念ながら、このスプーンですくう対象は、”粉”ではなく、”豆”だ。残念だ。)
この他にも、銅の素晴らしさは何点かある。コーヒーのメジャーカップ用途ではあまり関係が無いが、列挙しておこう。
「銅」の調理器具は、熱伝導性が良く、高級フレンチレストランで使われていたりする。
健康という意味でも、銅の栄養素は必要であり、ヘモグロビン(鉄分をもったタンパク質)を合成する際に銅は不可欠な要素となる。 なので、銅の鍋で調理された料理を食べるのは、健康によいとされている。
こんな素敵な銅製品だが、比較的錆びやくすく、緑青がつく。昔は、緑青は身体に毒だと言われていたが、毒ではないことが昭和59年に証明されている。 |
それにしても、美しいフォルムだ。コーヒーを淹れるのが楽しくなる。
完全に話が飛ぶが、ドリッパーは、豆の油分まで抽出できる、ステンレス製のものを使っている。
深いコーヒーが淹れられるので、これもなかなか良い。
銅のドリッパーや、ケトルもあるので、次に自分へのご褒美を買うときに、投資したいと思う。
(ヘモグロビンのために!←こじつけ)
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