Raspberry Piで監視カメラ
超小型・超格安サーバの Raspberry Pi にUSBカメラを付けて、動きを検知する監視カメラを作りたいと思う。
今回使用したUSBカメラはこちら。
1000円程度で手に入った。
この価格で、以下のスペックを持ったカメラだ。
120万画素
HD720p(1280×720)
アスペクト比 16:9
モノラルマイク内蔵
マニュアルフォーカス
焦点距離 20cm~∞
Raspberry Pi にUSBカメラを接続
つないでみると、こんな感じになる。
動きを検知したら、静止画等を保存するツールが、Debianパッケージに用意されている。
まずは、apt-get でインストール。
$ sudo apt-get install motion
各種設定を行う。
$ sudo vi /etc/motion/motion.conf daemon on # バックグラウンド起動するか target_dir /mnt/nas/80_motion #録画データの保存先 width 640 # 幅 height 480 # 高さ framerate 30 # フレームレート threshold 3000 # 検知の閾値を変更 output_normal off # 写真キャプチャはとりあえず無効に webcam_localhost off # localhostのみの表示アクセス制限をoffに control_localhost off # localhostのみの操作アクセス制限をoffに
いよいよ動作させてみる。
$ sudo motion -n
写った!
録画データの保存先は、Raspberry PiのSDカードにすると、すぐに容量オーバーになってしまうので、2TBの容量を有するNASをネットワークマウントして、ここに保存することにした。
あとは、自動起動するようにしておく。
$ sudo vi /etc/default/motion start_motion_daemon=yes
再起動して、監視カメラ運用スタート。
$ sudo /etc/init.d/motion restart
録画ファイルの定期削除
ずっと運用していると、録画ファイルが膨大になり、ディスク容量を圧迫する。
そこで、定期的に録画ファイルを削除することにした。
$ sudo vi /etc/cron.daily/delete_motion_img.sh #!/bin/bash find /mnt/nas/motion ¥( -name '*.jpg' -or -name '*.avi' ¥) -mtime +14 -delete exit 0
findコマンドの -delete オプションにより、ファイル名を検索し、条件に合致するファイルを削除することができる。
上記の書き方だと、14日変更のないファイルは削除するルールになる。
実行権限を与える。
$ sudo chmod +x /etc/cron.daily/delete_motion_img.sh
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