HIDのバルブ寿命
一般的なHIDのバルブの寿命は、2000時間程度と言われている。
私は、週末ドライバーなので、1週間に土日だけ2時間ヘッドライトを点灯させて運転すると仮定すると、約9.6年間バルブは持つことになる。
夜に運転する機会が少なければ、HIDのバルブは、あまり交換する機会はないだろう。
ただ、HIDバルブは経年劣化していき、初期光量と比較して、晩年の光量は70%程度にまで落ち込むらしい。
そういう訳で、暗くなってきたら、HIDバルブを交換すると良い。
バルブ探し
私の車(ハリアー350G Lパッケージ)のヘッドライト(Low)は、D2Sというバルブの規格だ。
ちなみに、D2R、D2S、D2Cと似たものとして3種類あるが、下記のとおりだ。
D2R:非プロジェクタータイプ用で、バルブから直接光が出ないようにリフレクターが付いている
D2S:プロジェクタータイプ用で、リフレクターは付いておらず、バルブから直接進行方向に光がでる
D2C:D2RとD2S共通で使える規格として、Commonが付いているが、リフレクターが付いていないので、D2Rの代わりに使うのはNG。D2S=D2Cと考えておいて、問題ない。
明るさは、真っ白でかつ車検にも通る6000Kにした。
(8000Kは、青白すぎて、車検に通らない場合があるらしい)
HIDバルブもピンきりで、中華製であれば、2500円程度で購入できる。
今回は、お試しという位置づけで、中華製のバルブを購入した。
いざ、HIDバルブの交換
バルブにアクセスするまでに、いくつか作業しないといけないことがある。
まずは、ヘッドライトに水分が入らないようにパッキンの役割を果たすカバーを外す必要がある。
こういったもの↓で、OPENの方向に回すと外すことができる。
カバーを外すと、バルブに電力を共有しているコネクタが現れる。
これをLockと反対方向にひねると、このコネクタを外すことができる。
コネクタを外すと、いよいよバルブとご対面。
このように↓、針金でバルブは留まっている。
この針金を外せば、バルブを取り出すことができる。
バルブを外したところはこんな感じ↓
左が交換前(PIAAバルブ)で、右が今回購入した中華バルブだ。
古いバルブは、発行する部分に白い膜のような汚れが、ガラス管の内側に付着していた。このために、光量が落ちたのかもしれない。
いずれにせよ、長く使ったので、寿命と言えるだろう。
右だけバルブを交換して、旧新で光量や色を比較してみた。
左:旧バルブ(PIAA 4200K)
右:新バルブ(中華製 6000K)
やはり、6000Kの新バルブ(右側)の方が、白い。
また、写真では分からないが、光量も増えている。
左右ともに交換が完了したところ↓
白くて、明るくて、良い感じ。
今のところ、耐久性も問題ない。
PHILIPS(フィリップス) ヘッドライト HID バルブ D2S 6000K 2500lm 85V 35W アルティノンWX Ultinon WX 純...
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