モンハン(MHW)で集会エリアに入れない時の解決方法

モンハン(MHW)の集会エリアに入る時にエラーが出る

症状
「セッションへの参加に失敗しました。エラーコード:5038f-MW1」

というエラーが発生して、集会エリアに入れない。
しかし、10回くらいチャレンジすると、その集会エリアに入れる時がある

 

こんな症状の方は、IPv6インターネット接続になっていませんか?
IPv6インターネット接続だと、かなりの高確率で集会エリアに入れません(先方も、自分の集会エリアに入れません)。

 

「セッションへの参加に失敗しました。エラーコード:5038f-MW1」

error5038f-MW1

「エラーコード:5038f-MW1」は、モンハンのサーバ側が混んでいる(輻輳している)時にも発生するらしいが、原因の多くは下記4つのいずれからしい。

(1)通信プロトコルがIPv6
(2)UPnPがON
(3)NATタイプ3

(4)二重ルーター

 

ちなみに、私は(1)が原因だった。
(私は、OCNの IPoE (IPv4 over IPv6) に切り替えたら、このエラーと出会うことになった)

 

(1)通信プロトコルがIPv6

PSN(PlayStation Network)のサーバは、IPv4前提で構築されているらしく、IPv6のアドレスを持って接続しようとすると、不都合が生じることが多いらしい。

高速インターネット接続のために、IPv6プラス、IPv6アルファ、OCNバーチャルコネクト、IPoE(IPv4 over IPv6)、などを使っていると、不都合が生じる

 

PPPoE接続であれば、たいがいがIPv4なので問題ない。

 

解決策

下記2つの解決策がある。

(a)ルーターにPPPoE(IPv4)の設定を入れて、すべてのインターネット接続をIPv4にする
(b)ルーターにPPPoEパスするー設定を入れて、PS4にPPPoEの設定を入れる

 

(a)は、せっかく高速なIPv6ネイティブな通信に対応しているのに、スマホ等のインターネット接続もレガシーなPPPoE (IPv4)を使用するという方法なので、あまりオススメできない。

 

対して、(b)は、スマホ等の他の通信は高速なIPv6ネイティブ通信ができ、PS4だけPPPoE接続によるIPv4インターネット接続になるので、オススメ。

 

(b)の設定方法

ルーターにログイン(192.168.1.1等、ご家庭のルータ機種に依って異なる)し、PPPoEパススルーの設定をONにする。

その後、PS4の設定を開き、「ネットワーク」→「インターネット接続を設定する」→「Wi-Fi / LANどちらか選択」→「カスタム」を選んで進むと、下記のようなPPPoE設定になる。

ここで、ISPから通知が来たPPPoE の接続IDとパスワードを入力する。

PS4 PPPoE

 

(2)UPnPがON

UPnP(Universal Plug and Play)とは、UPnPに対応した機器とネットワークとの接続を自動でネゴシエーションする規格である。

概して便利な機能なのだが、NAT配下の端末等のポート開放等が絡むと、悪さをすることがある。
(プロバイダが開放を許可しているポートに制約があると、UPnP対応機器が待ち受けるポートとミスマッチになり、通信できないといった問題だ)

 

解決策

これはとっても簡単で、ルーターにログインし、UPnPの設定項目を「ON→OFF」にするだけ

 

(3)NATタイプ3

NAT(Network Address Translation)は、家庭のブロードバンドルータで使われる時は、グローバルIPアドレスとローカルIPアドレスの変換を行う用途で使われることが多い。

この際に、上手くポート変換ができない場合に、「NATタイプ3」と表示されることがある。

 

対処方法としては、(2)UPnPを「OFF」に、or (4)二重ルータ回避 で直ることが多い。

 

(4)二重ルーター

多段にルーターを置いて、多段NATになってしまうと、PS4が外部からのデータを受信できずにエラーになることがある。

また、実はISPやNTTから送られるHGW(ホームゲートウェイ)にもルーター機能が具備されており、その配下に、Wi-Fiアクセスポイントをルーターモードで設置したりすると、二重ルーターになることが多い。

 

解決策

この場合、下段のWi-Fiアクセスポイントを、「ルーターモード→ブリッジモード」に変更すれば解決することが多いので、試してみると良いだろう。

 

 

 

オーストラリアの友人とモンハンを一緒にプレイしているのだが、最初は海外との接続はうまくいかないのか?など色々と考え悩んだが、実は私が高速インターネット接続のために、OCN  IPoE(IPv4 over IPv6)サービスを利用したことが原因だった。

 

困っている人の助けとなれば幸いです。

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