庭やベランダの蚊を減らすチャレンジ | UVライト集客で殺虫

庭やベランダの蚊を減らしたい

これまで、マンションの上階に住むことが多かったので、蚊はそれほど気にならなかったが、一軒家っぽい物件に引っ越してからというもの、庭やベランダの蚊に悩まされている
(特に、ガーデニングをはじめてからは、朝と夕方の蚊がすごい)

蚊は、「血を吸われて痒い」憎い奴らな訳だが、実は最も人を殺している虫なのだ。なぜならば、蚊を媒介する感染症(下記参照)により、多くの人が命を落としている。

ウエストナイル熱、黄熱、ジカウイルス感染症(ジカ熱)、チクングニア熱、デング熱、日本脳炎、マラリア

 

この憎き蚊を少しの努力でできる限り減らすための対策について、このエントリーでは書きたいと思う。

 

蚊を減らすための対策

蚊を減らすための対策として、様々な方法が考えられる。
例えば、有名なものとして、蚊取り線香を焚くという方法もあるが、これは蚊を減らすためというよりは、虫除けを志向した方法だろう。

このエントリーは蚊を圧倒的に減らす方法に特化して、これまでに試行錯誤してきた結果、効果があるものに絞って書きたいと思う。

結論から言うと、下記2つの方法が効果的だ。

(1)ボウフラが湧かないように水場を無くす

(2)UV等で集客して殺すマシンの導入(←中華製だと2000円で買える)

 

(1)ボウフラが湧かないように水場を無くす

この方法はかなり有効だ。みなさんぜひ対策を!

まず、蚊の生態についての復習になるが(堅苦しい話ですみません)、蚊は水たまりに産卵する。1回の産卵で100匹程度の卵を産みつける。だいたい1週間〜10日程度で成虫になる。

の卵の塊は卵舟と呼ばれています。 産み付けられた卵は2日から5日でボウフラになります。 ボウフラになってからは4回ほど脱皮を繰り返し大きくなり、早いと1週間ほどでオニボウフラとなり、3日ほどでの成虫になります。

 

つまり、1匹の雌(メス)の蚊から、1回の産卵で100匹に増えるという訳だ。この子孫がまだ産卵するので、ねずみ算式に数が膨れ上がるという訳だ。おそロシア

 

そういう訳で、蚊を抜本的に減らすためには、家の近くで産卵させないようにすることが大切だ。

具体的な方法としては、下記2点だ。

(対策1)余計な水たまりを作らない(←これ重要)

(対策2)敢えて水たまりを作って、ボウフラを殺す(←ハニートラップ)

 

(対策1)余計な水たまりを作らない

蚊が産卵できるような水たまりをできるかぎり無くそう

例えば使っていない植木鉢の受け皿、雨どい、側溝、古いタイヤ、空き缶、バケツなどに水が溜まっていないかチェックだ。

もし水が溜まっているようなら、水が貯まらないように対策を!

 

私は、植木鉢の受け皿に雨水が貯まり、ビッシリとボウフラが浮いていました(ゾクッ)。この植木鉢の受け皿を撤去しただけで、目に見えて庭の蚊の数が減りました。

 

(対策2)敢えて水たまりを作って、ボウフラを殺す

これは少し上級者向けになるかもしれないが、わざとボウフラを殺すための水溜りを作って、卵を産ませて殺すという方法もある。これは更に効果的だ。

市販品では、こういうボウフラストッパーというものがある↓。

 

また、水溜りに産まれた蚊の卵が孵化できないようにしたり、ボウフラを殺す薬品もある。液剤をひとたらしするだけで良いので楽だ。

 

また、水槽でボウフラを食べる小魚を飼うという方法もあるらしいが、炎天下で小魚が湯で魚になったりと、管理がなかなか難しいらしい。

 

 

(2)UV等で集客して殺すマシンの導入

成虫を殺す方法で効果が高いのが、UV(紫外線)や二酸化炭素で蚊を誘き寄せて、電撃で殺してしまう機器を置く方法だ。

毎日充電したりと多少の手間がかかるが、確実に成虫を殺せるし、目に見えて効果が分かるので、楽しかったりもする。

田舎のコンビニなどに設置されている本格的な殺虫器は高価だが、Amazon等で売られている中華製のものであれば、2000円そこそこのお値段で購入することができる。

試しに、私はこれ↑を買ってみた。

UVライト(紫外線)を放出して蚊を集め、内部のワイヤーに停まった虫に電流を流すことで殺すというものだ。

USB端子から充電ができ、ランタンにもなるというものだ。

 

運用して2年目になるが、夕方〜翌朝まで庭に置いておくと、蚊を5匹〜10匹くらいコンスタントに殺してくれている

UVライトで集客する蚊殺機

 

蚊だけでなく、蛾や羽蟲も殺してくれている。

少なく見積もっても、1ヶ月に150匹(= 5匹 ✕ 30日)は蚊を殺している計算になる。

 

隣人も同じように使ってくれれば、近所単位で見ると、抜本的に蚊の数を減らすことができるという訳だ。
(このエントリーを読んでくれた人が、これらの対策を講じてくれれば、日本国の蚊の数をある程度減らせるかもしれない、そう願って書いてみた訳である)

 

なんだか動物愛護団体的な人に怒られそうな気もするが、いろいろ調べてみたが、蚊が減って生態系が崩れるという訳でも無いようなので、エントリーを公開させてもらいました。

みなさん、ぜひ蚊対策を!

 

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